中島 紀一 氏(Mr.kiichi Nkajima)

- 中島紀一(なかじまきいち)氏 1947年 埼玉県出身
昭和22年2月 埼玉県生まれ
昭和45年3月 東京教育大学(現 筑波大学)農学部農学科卒業
昭和47年3月 東京教育大学(現 筑波大学)大学院修士課程農学研究科農学専攻修了
昭和47年4月 東京教育大学(現 筑波大学)農学部助手
平成 5年4月 農民教育協会鯉淵学園教授
平成13年5月 茨城大学農学部教授(附属農場長、学部長を歴任)
平成24年3月 退官
・茨城大学名誉教授
・総合農業研究所代表
・有機農業技術会議事務局長
・日本有機農業学会理事
「食べものと農業はおカネだけでは測れない」コモンズ(2004)
「地域と響き合う農学教育の新展開」筑波書房、共著(2008)
「有機農業の技術と考え方」コモンズ、共著(2010)
「有機農業政策と農の再生」コモンズ(2011)
「有機農業の技術とは何か」農文協(2013)
「原発事故と農の復興」コモンズ、共著(2013)他
農業技術論、農学論が専門で、新しい時代条件下での食料・農業・農村のあり方について、地域の実態に即して総合的に研究している。有機農業技術会議事務局長、日本有機農業学会の理事として有機農業に関する技術論や政策論の研究を進めている。地元農家と共に自然共生型地域づくりについての実践的プロジェクトにも取り組んでいる。
これまで、農家と農村の幸福を求めて、農家と共に歩む農学の確立を求めて、現場主義の農学徒として生きてきた。故宇佐美繁先生が開いた「最上農村塾」を引き継いでその後の塾長も務めた。楠本雅弘先生は、現場主義農学の先輩で、東北各地を先生のご案内で歩かせていただいた。戸沢村への図書の寄贈は楠本先生のご紹介とお薦めによる。図書寄贈の前に雪の戸沢村を訪問し、その魅力の虜になった。