一年間の安全を祈願 舟下り安全運航祈願祭
掲載日:2015年5月7日更新
4月21日(火)に戸沢藩舟番所において、「最上川舟下り安全運航祈願祭」が行われました。安全運航祈願祭は、最上川舟下りに関わる全ての人の一年間の安全を祈願して毎年行われています。今年も、山伏による神事の後に、出席者全員が神前に玉ぐしを奉納し、安全を祈願しました。
最上峡芭蕉ライン観光の鈴木代表は、「最上川舟下りを利用する外国人の観光客が増加している。さらに外国人観光客の利用者を増やしていきたい。」と語られ、国内外からの観光客の獲得に意欲を見せていました。
式典の後は、戸沢小学校の4年生が法被を着て、元気いっぱいな最上川舟唄を披露しました。大勢の人を前に最初は緊張気味でしたが、歌い始めると緊張がとけ立派に歌いきっておりました。
その後は、安全祈願が行われた直後の最上川で、試乗船が用意され、多くの方が舟下りを楽しみました。この当時は、山に雪が残り、きれいな新緑とまではいきませんでしたが、船頭さんのお話や舟唄を楽しんだり、仲間との会話に花を咲かせたり、思い思いに楽しんでおりました。これからの季節は、山全体がきれいな緑に色づき舟下りの醍醐味の一つであるきれいな景色を楽しむことができます。