雪の下野菜掘りを体験 冬季交流ツアー2日目
掲載日:2015年3月17日更新
冬の山形「かまくらで一夜限りのスペシャルパーティツアー」2日目は、雪の下野菜堀り、塩蔵戻し講習、雪山ハイキングを体験していただきました。
前日宿泊した農家民宿から、与惣エ門そばに集合すると、早速平根地区の雪が深く積もった畑に移動します。
さあ、雪の下野菜堀りの開始です!
(※収穫する場所だけは事前に除雪機ですぐに掘り出せる高さまで除雪してあります。)
この畑で収穫するのは、角川地区に伝わる伝承野菜「角川カブ」。鮮やかな赤みがかった色が特徴のカブです。
スコップを入れると、早速、、、、
アクも少なく、甘みが強い、採りたての新鮮なカブはその場で水洗いし、丸かじり!!
収穫した角川カブを水洗いすると、鮮やかで本当にきれいな色に。
参加者の方には、お土産として袋いっぱいお持ち帰りいただきました。
雪ノ下野菜掘りのあとは、二手に分かれて、塩蔵山菜の戻し方講習と、雪山トレッキングです。
昨年収穫して塩蔵された山菜を、銅鍋で戻します。
銅鍋を使うことにより鮮やかな色合いに戻せるとのこと。寒い田舎の保残食として伝わる食文化、こういう機会でないと中々学べないことですよね。
一方、雪山トレッキング班は、平根地内の雪山をかんじきトレッキング!
早速案内役を務めて下さった地元の方々に、かんじきの履き方を習います。
一列に並んで、ストック片手に慣れない雪道を登っていきます。
雪道には参加者の方の足跡の他にも、こんな足跡が!
角川の自然の偉大さを痛感させられます。
雪道を進み、関門となる高い雪の壁を超えると頂上はもうすぐ。
約30分程で無事に頂上へ到着!!早速、雄大な山々をバックに記念撮影をしました。
360度絶好のパノラマが見渡される頂上で、最上地方名物「くじらもち」を食べながら、コーヒータイムです。
絶好の天気のもと、初めての雪山トレッキング。自然を歩く爽快さに、「気持ちいいね」と満足感のある声が参加者の皆さんからも聞かれました。
トレッキングが終わると、お待ちかねの昼食タイム。与惣右エ門そばに戻り、自慢の手打ちそばが振舞われました。
参加者の方からは、東京で食べるものと違い、そばの香りも良く、本当においしいととても好評でした。
1泊2日のツアーも無事に全てのプログラムが終了。雪国でしか経験できないことのオンパレードで、とても貴重な体験をしていただけたのではないでしょうか。
今後は春夏秋冬、季節ごとのツアーも企画予定とのことですので、ぜひまた戸沢村に遊びに来て下さいね!