いっぱい戻ってきてね 鮭の稚魚を放流
掲載日:2015年3月20日更新
3月17日、戸沢小学校3年生(28人)が、鮭の稚魚を濁沢川に放流しました。今回放流された稚魚は、漁業組合で孵化された約1万匹。濁沢川に移動し、バケツに入った稚魚を放流しました。
稚魚を放流した児童からは、「ちゃんと泳いでいけるか心配、なるべくたくさん帰ってきてほしい」と稚魚が無事に戻ってくることを願う声が聞かれました。
当日は最上漁業協同組合の荒川喜一さん(岩清水)にお越しいただき、鮭の生態について説明をしていただきました。荒川さんは、
「鮭は1万匹放流したとすると、20~30匹しか戻ってこない。放流してすぐに死んでしまうものも多い。3~4年で4kg位まで成長して、また放流した川に戻ってくる」と説明を受けました。
たくさんの稚魚が濁沢川に戻ってくるといいですね。
ちなみに、戸沢小でも水槽で稚魚を育てています。
まだ小さいので、放流はできませんでしたが、大きく育ったら川に放流されることになります。
小学校から濁沢川に向かう道中、「ふきのとう」を発見しました。
雪解けもすっかり進み、春の訪れを感じる瞬間ですね。