最上川舟下りの里

戸沢村役場

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政策方針

 

3つの重点施策

1つ目、未来につながる産業の振興、農林業では、国道47号の高規格道路建設や県道(戸沢~大蔵)線の改修にともない古口地区ほ場整備の実現とともに村内ほ場未整備地区の整備促進を図ります、併せて畑作振興を図り担い手の確保や新規就農者への支援を展開し、地域経済の活性化等の農業振興策を行ってまいります。

 商工業対策として、地元で営業している商業の方々も客数の減少で苦しんでいる状況のなか、地元消費型のプレミアム商品券の継続など消費喚起につながる施策を進めます。

 工業分野では、各事業所で地元採用をはかりながら事業を継続していただけるように移転相談も含めた窓口の開設も必要と考え進めてまいります。

 観光業では、山形県でも代表的な観光地最上川舟下りを中心とした広域観光ルートの確立や幻想の森など地域の観光資源との連携をはかり、5軒ある農家民宿との連携による「体験型観光」についても周知をはかり観光人口の拡大を展開していきます。

2つ目、将来世代の持続可能な生活の実現にむけて、次の世代を担う子ども達の子育て環境は社会情勢の変化によって多様な支援が求められているのが現状です。出生祝い金をはじめ、村外の保育園に預けなければならない保護者に対する助成、チャイルドシートの助成や主食・副食の無償化等の経済支援の拡充を図るとともに、戸沢学園の児童・生徒の学校給食の無償化の実現を図りたいと考えています。更に、「人づくりは村づくり」の原点にかえり教育分野における戸沢保育園・戸沢学園の連携教育の推進をはかります。

 また子育て応援住宅の事業継続と子ども達がのびのび遊べる施設整備が必要と考えています。中でもいきいきランドぽんぽ館には多数の方々が利用されていることから、周辺の整備について検討していきます。

3つ目、自然災害に備え、みんなが安心して暮らせるむらづくりでは、戸沢村のもう一つの大きな課題に命と暮らしを守る、災害に強い「安全・安心な村づくり」であります。平成30年の2度にわたる記録的な豪雨災害を経験し、防災対策の重要性を痛感したことから、災害に強いインフラ整備を村として国や県と一層連携を図っていきます。更に防災拠点施設の再点検を行い備品の品質管理に努めて行かなければなりません。

 また、空き家対策として、村内でも112件の空き家が存在しています。中には危険な空き家も含まれており対策が必要である事から、解体費補助を検討して参りたいと考えています。さらに除雪の労力軽減の促進を図るため除雪機購入補助(トラクター取り付け用含む)を検討していきます。

 しかし、これらの公約実現には村民皆様のご理解とご協力無くして実現はできません、村民目線の村づくりを進めるため信頼される行政運営に努めていく所存です。

 今後とも皆様のご協力をよろしくお願い致します。