技能労務職員等の給与等の見直しに向けた取組方針 (平成20年6月)


1、現 状

(1) 職種ごとの人数、平均年齢、平均給与等及び民間従業員データ

 

区 分

戸沢村

民間

職員数

平均年齢


平均給料
月額
        

平均給与
月額

  
(A)  円

対応する
民間の
類似職種

平均年齢

平均給与
月額

  
(B)  円

A/B

全体

13

38.3

286,200

305,900

 

 

 

 

技能員

4

35.8

260,500

293,243

用務員

53.9

227,200

1.29

調理師

6

39.6

303,300

315,019

調理師

40.4

242,100

1.30


※ 民間データは、賃金構造基本統計調査(賃金センサス)において公表されているデータを吏用している。
(平成16年 〜 18年の3ヵ年平均)
※ 技能労務職の職種等の比較にあたり、年前、業務内容、雇用形態等の点において完全に一致しているものではない。
※ 人事院の給与実態調査は、事業所規模50人以上の民間事業所を対象としているが、賃金センサスでは10人以上の事業所を対象としている。
※ 戸沢村の数字は、正規雇用職員を対象にしているが、賃金センサスは、フルタイムパート、契約社員、アルハイトなとが含まれている。
※ 平均経験年数について、技能労務職員全体の平均は25.5年(総務省2006年4月地方公務員給与実態調査)に対し、民間の7職種では8.3年から13.7年(2006年7月賃金センサス)となっており、民間の方が平均賃金が底くなっています。


(2) 年前別職員数

区 分

20歳未満

20

23

24

27

28

31

32

35

36

39

40

43

44

47

48

51

52

55

56

59

60歳以上

全体

 

 

1

3

1

2

1

1

3

 

1

 

13

学校調理師

 

 

 

2

 

 

1

1

2

 

 

 

6

保育所調理師

 

 

 

1

 

 

 

 

 

 

 

 

1

技能員

 

 

1

 

1

1

 

 

1

 

 

 

4

運転手

 

 

 

 

 

1

 

 

 

 

 

 

1

電話交換手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1

 

1


(
3) その他給与に間する事項

ア. 給料表
 国家公務員の行政職給料表()の5級までを基本に国家公務委員の行政職給料表(ニ)の一部との合成で、独自で一つの級で作成し
 た給料表
イ. 技能労務職員に係る特殊勤務手当
 
手当の名称・防疫作業手当・死体取扱作業手当各々日額1,000円 平成19年度支給実績なし
ウ.
昇給基準
 毎年1月1日に前1年間の勤務成績に応じ、4号給(55歳を超える者は、2号給)を標準として昇給



2、基本的な考え方

 技能労務職については、退職者の補充は行わなす、定数削減に取り組んできた‥給与面については
特殊勤務手当の見直し(2つの手当を廃止)、平成184月の給与構造の改正において、給料表の見直しを行った。
今後も戸沢村行政改革大綱を基本に技能労務職員の給与等の見直しに向けた取組を行う。




3、具体的な取組内容

 技能労務職員の退職者については、今後も基本的に不補充とし、電話交換業務については、一般職で対応する。
給与面については、国、県、他市町村の動向を注視し、適正な給与制度になるよう努める。



4、その他
 

  戸沢村行政改革大綱に基づき、保育所の統廃合と小中学校の統廃合について住民の意見を十分聞きながら進めていく。 それに
伴う技能労務職員の適正配置について併せて検討していく。


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