最上川舟下りの里

戸沢村役場

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行政情報

国保発祥の地

国保発祥地の歴史

相扶共済のメモリアル

相扶共済の碑

 組合は村立診療所の中に置かれ、角川村の人々は安心して診療を受けられるようになった。国は昭和13年7月、国民健康保健法を施行。これにより「角川村保健組合」は、国民健康保険組合に改め、同年8月1日、法律に基づく「角川村国民健康保険組合」として全国第1号の設立認可を受けた。
昭和33年、国保法施行20周年を記念して角川地区に建立された記念碑には、「相扶共済」の文字ととも次のような碑文が刻まれている。
「この地山形県最上郡戸沢村大字角川村は、僻地で交通の便悪く、医師のいない村として民生の上まことに困難を感じた人達が、その対策としてできたのが、角川村保険組合で、昭和11年4月から発足した。昭和13年7月国民健康保険組合に改め、設立認可第1号をもって全国市町村にさきがけし、国保本来の使命である相扶共済の精神を旨として実践、現在に至ったものである。
時代は進み、社会保障制度は著しく進展をみせ、特に国保の拡充愈々重大性を帯び、幸福はまず健康からの感を深くするものである。
本来創設以来20周年を迎え発祥のちに記念碑を建て、これを後世に伝える。」